当社では、2011年から「タイガーマスク運動」として児童養護施設への支援活動を続けています。
この活動は、物を届けることだけを目的としたものではありません。
施設を実際に訪問し、そこで暮らす子どもたちのことや、施設で働く方々の想いに触れることで、私たち自身が社会について考える機会にもなっています。
今年も社員が施設を訪問し、施設の様子を見学するとともに、日々の生活や子どもたちとの関わりについてお話を伺いました。
『実際に訪問するからこそ、感じられること』
久しぶりに活動に参加した社員からは、実際に施設を訪問したことで、改めてさまざまなことを考える機会になったという声がありました。
「訪問し、現場を見て話を聞くことで、実感できることがあります。
様々な事情があり、一緒に暮らせない親子がいること、そして不自由なく家族で暮らせること。
改めて、自分が恵まれた環境にいることを再認識しました。」
普段の生活の中では、なかなか触れる機会のない児童養護施設の現状。
実際に足を運び、現場の方から直接話を聞くことで、家族や子どもを取り巻く環境について、改めて考えるきっかけとなりました。
また、
「いずれ親になる立場の時に、色々と考えさせられる経験だと思っています。」
という声もありました。
今回の訪問が、一人ひとりの人生や家族について考える時間にもなっています。
『子どもたちの笑顔から、私たちも元気をもらいました。』
今年訪問した施設は、新しく設立された施設とのことで、実際に施設を訪れてみると、広く清潔感のある環境が整っていたことも印象的だったそうです。
子どもたちへアンパンマンのおもちゃを届けた際には、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
「アンパンマンのおもちゃを渡した際に見せてくれた子どもたちの笑顔が印象的で、こちらも元気をもらいました。」
支援する側とされる側という関係だけではなく、子どもたちの笑顔を通して、私たち自身も温かい気持ちや元気をもらえる。
こうした直接の交流も、活動を続ける大きな意味の一つです。
また、施設という場所が、子どもたちや家庭にとって必要な支援につながるための選択肢の一つとして存在していることを知り、
「将来、自分に子どもができたときにも、こうした施設が身近な選択肢の一つとしてあることは安心につながると感じました。」
という感想も寄せられました。
『「知ること」から生まれる気づき』
今回の訪問では、施設での日々の活動や、子どもたちとの関わり方について、具体的なエピソードを交えながら丁寧に説明していただきました。
児童養護施設について詳しく知る機会は、これまであまりなかったという社員からは、
「実際の体験談を交えながらお話しいただいたことで、施設の役割や子どもたちの生活について理解を深めることができました。」
という声がありました。
さらに、施設の担当者の方が子どもたちと接する姿から学ぶことも多く、
「担当者の方の子どもたちへの接し方には学ぶことが多く、子育て中の私自身にとっても大変参考になりました。」
と、仕事だけではなく、日々の子育てや人との関わり方についても新たな気づきを得る機会となりました。
『これからも、できることを続けていく』
2011年から始まった当社のタイガーマスク運動は、今年も社員一人ひとりの参加によって、活動を続けることができました。
社会には、さまざまな事情によって家族と一緒に暮らすことができない子どもたちがいます。
そうした現実を知り、実際に現場を訪れ、そこで暮らす子どもたちや支える方々の声を聞くことは、私たちにとって大切な学びの機会でもあります。
「自分に余裕がなければ、誰かのために時間を使うことは難しい」と感じることもあるかもしれません。
それでも、できることを、できる範囲で続けていく。
ある社員からは、こんな言葉も寄せられました。
「なかなか自ら体験できる機会ではないので、会社が存続し続ける限り、タイガーマスク運動を微力ながら支援していきます。」
子どもたちの笑顔、施設の方々との出会い、そして社員一人ひとりの気づき。
これらを大切にしながら、当社はこれからも、地域や社会とのつながりを大切にし、タイガーマスク運動を続けていきます。